さくら 満つ 月

好きなものつめこみブログ

カーネーション 補足とか「るろ剣」とか  

この週で、糸ちゃんの心の中の深い部分、
言うなら醜いところや傲慢なところが見えた、っていう意見が多くて
言われてみればそうだなって気もする。

けど、やっぱり上手くは続かないのはわかってたからこその気持ちの・・・
不安の渦みたいなのは、
糸ちゃんの心の中にあっただろうし。だから、
傍に居って下さい、だし、居たかっただろうし。

あの「(団子を)食べて?」って言いつつそばに、っていう
あのシーンはそう見えました。

それも少しでも引き止めたいがための
(悪い意味での)方法だったのかな?いや・・・

糸ちゃんが身内に総出で周防さんのことを言われて

もう、死んでしまいました。

なんか、2人ともに、失ったものが大きすぎる。
周防さんには奥さんがいるけれど、「何か」を失ってて。

そうやって出会った人にたまたま妻子があって。
それで責められるのもなぁ

糸ちゃんが周防さんを職場に入れたのだって、ただ、自分の「夢やったんやな」
だけが理由なんじゃなくて、ただ優しさがあると思いたい。

甘いか私。

職がなくて、生活もかかってて、ある意味糸ちゃんにその
弱み を全部知られてたとも言える、かもしれない周防さん。

「いろいろ思うところがあって」、周防さんに店をしつらえた糸ちゃん。
それは糸ちゃんが 離れようとさきに決めてたから、って取ってますけど、

お団子の件も含めて、それはどうなんだろう、
みたいな意見が出るのも、納得。

何にしても周防さんはこの店を繁盛させなきゃいけないだろうし、
するんだろうなって想像 ドラマにはないけど、ドラマ目線で。

いろいろ捉えられるなぁと思って見ています。
展開を追って、ツボだー、っていうこともできるし(私はそう)

このシーンはこういう意味があるんじゃないかと深く見ている人がたくさんいて
その解釈もそれぞれ面白いなーと思います。

例えば、『洋裁師にしてもテーラーにしても、服職人は「ひとのからだ」を意識する。
糸ちゃんと周防さんは、服の寸法を採る作法で 抱き合うしかなかった』、っていうのとか
ほー、って思わされます。



最後に話は変わり。
周防 役の綾野剛 氏の公式ページに飛んでみました。
あぁこの方はこういうふうに書くのかと思いました言葉を。詩みたいだった。

それから、ギターを趣味にしているらしく、日記にアーティストさんのCDのジャケットがよく出てくる。
おおお、と思いました。吉井和哉さんとかSuperflyとかACIDMANのジャケがあったことに、
おおお。

して、「るろうに剣心」の実写版にあやのさんが出るらしい。
ほう。役名は分からなかったけど、どの役やろ。想像がつきません。

剣心は佐藤健さん、薫は武井咲さん、左之は青木崇高さん です。

頭からどのへんを映画にするんだろう。武田観柳斎の名前があったから序盤だろうけど。
四乃森蒼紫とか出てくるのかな?
書いてて懐かしすぎる。

剣心 最終回、いいと思うけど、思い出してて、最後の台詞「お疲れ様」は、
作者先生、思いっきり自分に向けてるよね^^;

弥彦が剣心から逆刃刀を譲り受けたところ、その一本勝負が印象的。
今思い出すだけだと、剣心と薫ちゃんに子どもがいるということよりもそっちが強いかも。

実写化ってとかく批判の塊だけど、知ってるあるいは気になる俳優さんが出てる、
で、見に行くってのはきっかけになると思います。
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カーネーション「隠しきれない恋」  

カーネーション「隠しきれない恋」

いつも朝ドラは一週間まとめて見ます。
感想を書くときは、できるだけ公式ページ等を見ないで書いて、
書いてから読みたいとは思っています。
ブログも同じようなところがある。
読んだ文章に引っ張られてしまうから。

という、前置き。
の次に、全体的な感想として、結構いい意味で深いとこまで描くんだなぁ、
と、思いました。

糸ちゃんと周防さんが一緒にいたところを、北村さんに見られてしまって、
しかも周防さんは最初からそれに気づいてて。
謝りに行きますと言った糸ちゃんを引き止めたのって、
糸ちゃんを心配したのと、それと。周防さんのエゴなのかしら?

北村さん、
糸ちゃんと周防さんが店のお金を巻き上げたって噂を流したってあったけど、
それってなんか、そういうことする人に見えるような見えないような。
糸ちゃんに惚れてたから、って理由?

結構唐突な理由だなとも思いました。理由としてはアリだと思いますが^^
糸ちゃんははたりと思い至り、あいつや。みたいな感じで。

周防さんの身上のこと、これも本人の口からじゃなくて他人の―――
組合長の口から語られる。

主要になってるキャラクターが直接話をしない、っていうのは、
奈津と安岡のおばちゃんのシーンとも手法が似ているなって。

周防さんの奥さんのことについては「ピカの後遺症」としか話されませんでした、(と思います)
それを自分は背負って生(い)かなくちゃいけなくて、
その力は今はまだ到底持たないけれど、それでも。

でも、どうしても「持たなく」なったときは――――
あんたのことを思い出すんやて。

奥さんや子どもとは離れることはできない。
でも、貴女のことが好きだ、と。

嬉しいんだか哀しいんだか、糸ちゃんは聞かなければよかった話。
組合長さんは、話してすっきりした、って。

組合長さんは二人のこと、だめだとは言ってないよね。
寧ろ、糸ちゃんのところに置いてもらいなさいって言う。
結果的に、言葉は雑だけど、けしかけた感がある、というか。

狭い世界や。そんなに簡単に広まるもん?目の色変わるもん?
と思いました。身内が総出で糸ちゃんの周りを囲んだときとか、

おいの父ちゃんば、かえせ!って優ちゃんが言われたときとか、
あぁリアルだなーって、思った。

「囲った」、っていうのも語感として、上手く言えない違和感があったような気もしつつ。
あぁ、この状態そう言うんだ、って思った。

確かにおうちの分までお菓子渡したり、
お店までってなると、そうなるのかなぁ。なるよなぁ。

お店をしつらえたのだって「与えた」んじゃなくて、もしかしたら壊れそうな幸せから
糸ちゃんが先に離れようとしたから?

嫌だったのか、口に出さなかったのか。どうなんだろう。
夢を叶えたのでなく、夢を、取ってしもうたんやね。

「糸子さん」って呼称が変わったのも、多分あれが最初で最後だと勝手に思ってます。
ずっと「小原さん」って呼んでたのはでも無理あるかな?

別れ際に「小原さん」―――名字に、他人行儀になるんじゃなくて、
別れ際に「糸子さん」。あ、変わってる、って思ったというか。

おうちの分のお団子を買ってきたから。(今は)「食べて?」ちょっと強めて言うのとか。
昌ちゃんも恵さんも、うちの言うことに口をださへんようになったわ。とか
言葉だけ取って聞くと、びっくりする
(八重子さんも多分内心“そう”で、それでうやむやに断ってる)けど、


よくないことなのに堂々としてる、また、
子どもを前に出した、っていう意味合いで、どうなんだろうっていう投稿をツイッタ―で見たけど、
八重子さんとのシーン、私は、糸ちゃんすごく不安で、それで虚勢(言いすぎ?)張ってるところもあると思う。


そもそも。糸ちゃん皆にすごく怒られたけど、
そもそもひきがね引いたの男の人の方やん!・・・とも思う。単純すぎ。
此処は敢えて名前で書かず、男の人 と。

だけど、もう居ない。
じゃあ周りの人が家族が傷ついてもいい?
書いていてむつかしくなってきました。

傍に居って下さい。そう言って抱きすくめ(られ)たのと、
今は傍にない、隣に眠っているあったかい背中を思ったのと。

ちがう。そう。
なにが、ちがう?

奈津ちゃんがお嫁に行くとき、一人佇んでいる太郎にいちゃんの姿は、
かつてのなっちゃんの姿と同じです。

周防さんの背中借りて涙を流す糸ちゃん。
なっちゃんだっておそらく感づいているのかな?

あと「いのち短し 恋せよ乙女」って糸ちゃんが言ったときに、
後ろで昌ちゃんが 「恋」「おとめ」とつぶやきながら眉よせて糸ちゃん見てます。
良く思ってない。

子どもたちを探しに行くときの「昌ちゃんちょっと見てくるわ」
「いってらっしゃい」←このせりふがほとんど投げられてるだけ。
めっちゃ素っ気ないんですよね。演出細かいっ

奈津のドレスを仕立てるために、服を糸ちゃんに持って帰らせようと、
みたらし団子(みたいな?)のタレを服に着ける小芝居、安岡ファミリー、ナイスでした。
なにあの棒読み感(笑)

最後の夜のシーン、
あれきれいに撮るなぁと思いましたよ。

いつも思ってるのが、糸ちゃんの愛って大きいんだなぁっていうこと。
重いとも、おおらかとも違う、おおきい。

だから強くなったり、弱くなったりもする。

お父ちゃんに親友に悪友?に
子どもたちに伴侶に、出会った人に。

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平清盛「無頼の高平太」  

ツボだったとこ箇条書き。

まずもって人物相関図がわかりません。
頼朝と義経は異母兄弟か(そっから?)
で、対立するんですよね。

俺は一体、誰なんだ!
ふたりの父を持つ清盛。
忠盛には反発してるし、尊敬もあるし畏れもあるし。
白河法皇には憎しみ?もどかしさ。

誰なんだ俺は!
誰でもよーーーい!絶妙のタイミングで。
高階通憲 阿部さんいいわぁ。

おれには、もがいているように見える。

野良犬が一匹吠えたところで、
もっとお耳の近くで、吠えませんとな。
おおお・・・。

鱸丸は上川隆也さん。清盛が兄のように慕う、とありますが、
役柄上、年上が家来っぽい のはツボです。

出来たようですな、心の軸 とやらが。
言ったそばから揺れて転ぶ。
お前が余計なことを言うからだぞ!

白河法皇が鱸丸の父にした仕打ちを許せない清盛。
わしに会えると思う奴が――― はた、と思い至る。

自分の振る舞いを恐れている、白河法皇はもののけだという清盛。
だから今更仏の教えになどすがる、と。

そちにも、このもののけの血が流れているからじゃ。
なぜ生きているのかを問うた答えがこれ。
挙句清盛の出生の秘密も話してしまう。

もともと模索していた中なお、
アイデンティティがへし折られた感じ。

忠盛の「好きにせよ」の意味するところが変わってる。
次に会うときは、賭場か――― と言ったときと最後と。

武士、といいよったぞ!

清盛の弟は、兄を慕ってる感じだなぁ。
ちょっと、兄ちゃんの弟に対する感情みたいなものが、弟に対してひねていると
ちょっといいなとか(漫画っぽい見方・・・

漫画っぽい(これいい意味で)というと、
最後の舞を舞うところとかそうですけどね。

あと、王家の象徴である三種の神器とか、
剣だけないのは、未だ清盛が雄々しくふるっているからだろうとか。

あのもの、いつかの・・・・?
白河法皇の 落胤(おとしだね)・・・

タイミング見計らって剣(得物)を鱸丸が投げ込むとか、
あわや刃を向けて斬りかかりそうになる、とか。

にっ、てちょっと笑うとか。
いろいろツボです。

―――この、おもしろうもない世を変えるまで、
面白う 生きてやる!

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カーネーション 感想 続き  

その続きの回こちら。

家では3人のおかあちゃんで、
ピアノを欲しがる攻撃にも「あかん!」と一蹴する。
タンスに「ピアノこうて」はすごいな。

子ども達にとってはためになり、仕事の邪魔(?)にならない。
でも習い事の数すごいよ、お金あるんやろなぁ(こら)

この件(くだり)、勝さんがいたら、
そんなようさん習い事なんさせんでも、とか言うのかな。
なんとなく奔放なイメージなので。

前後しますが、会合の席で「お前ら、前に進め」(というニュアンスで)と、
皆を鼓舞した三浦さん。そのシーンで思ったこと

北村さんの家になんで女のひとがいないのか
周防さんが長崎でどんな目におうてここに来たのか
会長が何を焼かれてしもたんか

「私はなんにも知らんけど」

首つっこまないところが潔いと思った。
そういう流れになるのが。

そういうところで、何があったんですかって聞かない。
無関心であるわけではなく、聞かなくてもいいし、
聞かなくてもわかるみたいな以心伝心ともちょっと違う。

不容易に、入っていかないというのかな。
ドラマって結構、誰かが首突っ込まないと進まないけど、
それを大袈裟にはしない感じ?

糸ちゃんの2つの面。おかあちゃんなんだけど、
ものすごく女っぽい。

母親になる、っちゅうことは、弱くなることかもしれん。
私は絶対、死なへんで!

勝さんと過ごしてたときは、母親としての強さというか、弱さというか。
でも、周防さんといるときは、また別の姿というか。
勝さんと周防さんて、対比になってるもんなぁ。

誰かに知られたくなかったり、認めたら認めたで切なくもなる。
かなんなぁ、誰か(ひ と)のもんやのに。

その思いを悟られまいと毎朝、
自分で頬をビンタしてから挨拶するはめになるという。

「ここ、赤うなっと・・・誰かに、叩かれたとですか?」

糸ちゃんが洋服に身を包んでやってきたとき、
周防さんいつ気づく(シーンがある)のかと思いました。

自分の気持ちに決着(け り)つけようと思って。
諦めるというか、終わらせるつもりだったんだろうな。
糸ちゃん自身はこのとき迷ってない・・・かどうか、揺れてないかどうか。
堂々としてんなぁ「好きでした」

私はそんなに、でもなぁ、って揺れてる風には見えないここは。
「それだけ さいなら」

ぱ、し っ て腕掴まれて。
こういうカメラ割とか漫画でいうコマ割っぽいのツボでした。

「俺(お い)もです。・・・好いとっと。――――ずうっと」


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カーネーション「揺れる心」  

カーネーション「揺れる心」

の、感想を書こうと思って公式ページに飛んだら、
即、綾野剛さんのインタビューが目について=目に飛び込んでしまい。
即、読んでしまいました。

微妙にまだやってない週(次週?)のエピソード書いてあるやん!
これはネタバレとは言わんのでしょうね。

その次週のあらすじもちょっと見ちゃったけど、
それで、あ、見ちゃった、ってなるようなならないような^^;
二人の想いに云々 とあったので

奈津に仕事を手伝うように頼む安岡のおばちゃん。
糸ちゃんと一緒に、安岡美容室の看板の前で写真をとる。

時間が経つことでしか、消えない痛みがあって、
否、時間が経っても、痛みは消えないのかもしれないなぁ。

私はもう、表の世界の女やな―――
言いない。そんな言葉(こ と)二度と言いない。

これでちゃらや。あんたは私の祝言の時助けてくれた。
私はあんたに、いっこも礼、言うてない。

北村さんの、既製服の工場を手伝ってくれと頼まれた糸ちゃん。
泉州なんとかというこの会合。

なんかこう、空気が、やーさんのそれみたいなんですけど(笑)
人差し指をこうつ、っと頬に(違うか)

北村さんの白い背広なりグラサンなり、
しかしそこにいる糸ちゃんがすごい。
行くの嫌や、と言ってたけど。

報酬出来高制1割「ええ商売ですわ~」
昌ちゃんの目がらんらん。

北村さんの工場に行くと、そこで会ったのは周防さん。
おはようございま―――

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